これで解決!自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法4選

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

てんぱまる
この記事の著者
業界20年目になる特養の施設長。

看取りとグリーフケアの経験を重ねる。
地域密着型サービス外部評価調査員・実務者研修講師・大学非常勤講師としても活動中。

マルチーズが大好き。

【保有資格】
社会福祉士・介護福祉士・保育士・幼稚園教諭二種免許状・公認心理師・第一種衛生管理者・主任介護支援専門員
てんぱまる
てんぱまる

みなさんどうもこんにちは。

現役で特養の生活相談員として働く「てんぱまる@tenpamal」です。

社会福祉士・公認心理師などの資格を所持しています。

みなさんは、自分の弱みや失敗をどのように捉えていますか?

自分の弱みに気づいていながらも、気づかないフリをしていたり、「自分の弱いところを認めたくない」と考えないようにしている人は一定数いるでしょう。

また、自分の弱みのせいで失敗を重ね、「他者に知られたくない」「自分に自信がない」といったネガティブな気持ちを抱いている人も、多くいるのではないでしょうか。

弱みや失敗は誰にでもあることで、恥ずかしいことでも、隠しておくべきことでもありません。

実際に仕事や人生で成功する人の多くは、自分の弱みや失敗を上手に活用し、強みに変えていると言われています。

この記事では「自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法4選」について、解説していきます。

最後までご覧ください。

目次

【結論】自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法は4つ

まず結論からお伝えすると、「自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法」は下記の4つとなります。

自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法
  1. 弱みを強みに読み替える
  2. あらかじめ失敗を想定し、許せるように準備する
  3. 人に打ち明けたり紙に書き出すことで、失敗許容力を鍛える
  4. 成功するまで挑戦し続け、失敗を失敗として捉えない

では、ひとつずつ順を追って解説していきます。

弱みを強みに読み替える

自分の弱みが、どのような強みに変えることができるのかなんて知らないし、実際にどうすれば良いのかも分からないという人は多いと思います。

多くの人が「メリットなんてないだろう」と思われがちな性格の裏表について、具体的に9つ紹介していきます。

メリットなんてないだろうと思われがちな性格
  1. 怒りっぽい
  2. 怖がり
  3. 恥ずかしがりや
  4. 不安症
  5. 落ち込みやすい
  6. 新しいことに挑戦するのが苦手
  7. 傲慢
  8. 罪悪感を抱きやすい
  9. 時間を守れない

1.怒りっぽい

怒りっぽい人というのは、裏を返すと勇気のある人ということです。

人に怒りをぶつけるのは、勇気を必要とする行為ですから、怒りっぽいというのは、勇気があり、行動力のある性格だと考えることができます。

怒っている時には、問題解決能力が上がっています。

つまり「問題解決能力に長けている」と読み替えることができます。

2.怖がり

怖がりの人は、しっかりとした準備をします。

怖いからこそ、確認を入念に行い、準備も怠りません。

リスクマネジメント能力に長けており「もし〇〇になったら?」と最悪の展開になることを予測します。

つまり「準備を怠らない、綿密な計画を立てることができる」と読み替えることができます。

3.恥ずかしが

恥ずかしがりやの人は、自己主張しません。

自分を必要以上に大きく見せたり、人前で目立とうとすることもありません。

つまり「謙虚である」と読み替えることができます。

4.不安症

不安になりやすい人は、物事を進める時に石橋を叩いて渡ります。

怖がりの人に類似し、危険に飛び込むようなことはせず、じっくりと慎重に行動します。

「集中力や警戒心が強い」と読み替えることができます。

5.落ち込みやすい

落ち込みやすい人は、特定のネガティブな事柄に目が向きます。

裏を返せば、将来自分に大きな損失を与える可能性の高いネガティブな事柄に気づき、早めの対策をとれるということになります。

つまり「注意力が高い」と読み換えることができます。

6.新しいことに挑戦するのが苦手

新しいことに挑戦するのが苦手な人は、1つのことにじっくりと向き合います。

次々と新しいことに目を向けることはありません。

そして、できないからと簡単に諦めることもありません。

つまり「継続力と忍耐力がある」と読み替えることができます。

7.傲慢

傲慢な人は、自分に自信のある人です。

強い意思を持ち、周囲を巻き込みながら、物事を突き進めることができます。

つまり「表現力とリーダーシップに長けている」と読み替えることができます。

8.罪悪感を抱きやすい

罪悪感を抱きやすい人は、遠慮しすぎて発言できません。

しかし、悪に手を染めず、正しいと思ったことに誠意を持って取り組むことができます。

つまり「倫理観が強い」と読み替えることができます。

9.時間を守れない

時間を守れない人は、クリエイティビティが高い人に多い性格です。

他人が時間に遅れても、待っていることができます。

つまり「時間に寛容」と読み替えることができます。

物は言いよう

9つのうちどれか一つは、「当てはまるかもしれない」と感じるものがあったのではないでしょうか。

物は言いよう」という感じですが、弱みの裏側にある強みを見つけて活かしていくことが、とても重要になります。

ただし強みを見つけても、それをうまく活用できなければ、いつまでたっても周囲から認めて貰うことはできません。

反対に、弱みであるネガティブな部分をうまく活かしていければ、周囲はみなさんを認めるようになります。

つまり「自分の弱みを把握したうえで隠さず、その裏に隠れている強みをうまく活用する」ことが、仕事や生きる力に反映される秘訣だと言えるでしょう。

「コンプレックスの先にこそ強みがある」と理解し、向き合うことが求められてきます。

あらかじめ失敗を想定し、許せるように準備する

仕事や人生において様々な経験をしながら、成功している人がいる一方で、挑戦したいことはあるのに、「挑戦するのが怖くてなかなか踏み出せない」という悩みを抱えている人も多いようです。

なぜ挑戦することが怖いかというと、結局失敗するのが怖いからです。

多くの人は失敗したくないので、失敗しない方法を探そうとします。

しかし、新しいことに挑戦(チャレンジ)する以上、失敗はつきものです。

では、必ず失敗があるという状況のなかで、どうすれば勇気を持って挑戦し続けることができるようになるのでしょうか。

その答えは「失敗許容力」、つまり「自分の失敗を許すことができる力」を鍛えることです。

「失敗許容力」を鍛えることで、「失敗しても大丈夫」だと思えるようになり、自然に挑戦し続けることができるようになります。

そのためには、自分の失敗に対する抵抗をなくし、失敗を恐れない感覚を保てるようにならなければいけません。

ここからは「失敗許容力」に関して、わたしの話をします。

わたしは少し前まで、学生・受講生の前で講義を行う際、「失敗することが怖い」と思っていました。

緊張で頭が真っ白になってしまったり、準備した半分にも満たない内容になってしまったりと、散々な状況を何度も経験しました。

しかし最近では、あまり怖いとは思わなくなりました。

なぜならば、失敗したときにどのようなことが起こるのかを想定できるようになったからです。

多くの人は、失敗したときに何が起こるか分からないからこそ、恐怖を感じます

講義で失敗する恐怖を感じていたころは、「失敗したら、もう講義には呼んで貰えなくなるかもしれない」「もう必要ないと言われるかもしれない」と恐れていました。

しかし回数を重ね、冷静になって考えてみると、わたしが本当に呼ばれなくなる時、必要ないと言われるのは、「わたし自身の経験談ではなく、他の誰にでも話せる内容だと判断された時」だということに気がつきました

ということは「よいパフォーマンスができるかどうか」ではなく、「わたし自身の経験談になっているのか」をチェックすれば良いわけです。

わたしは教員ではなく、ソーシャルワーカーです

「すべての学生・受講者にわかって貰おう」「流暢に話そう」といったような心構えは、そもそも必要なかったのです。

こうした発想ができるようになってからは、失敗することが怖くなくなりました。

胸がスッと軽くなりました。

つまり、「パフォーマンスに失敗しても大した事はない」「許容できる範囲だ」と思えるようになれば、こっちのものだということです。

人に打ち明けたり紙に書き出すことで、失敗許容力を鍛える

では、失敗を想定するために必要な「失敗許容力」を鍛えるためには、どうしたらよいのでしょうか。

「自分が何に失敗しているのか」「どんなことに悩んでいるのか」が分からないと、鍛えることはできません。

「失敗許容力」を鍛える最も効果的な方法として挙げられるのは、「自分が何に失敗したのか」「どんなことに悩んでいるのか」「何につまずいているのか」を人に打ち明けたり、紙に書き出すことです。

人に話したり紙に書き出したりすることで、自分自身の本質に目を向けることができるようになります

人に弱みを見せてはいけないと考えるのではなく、自分の失敗や悩み、苦しみを言葉にし、自分を変える練習が必要となります。

人に弱みを見せずに強がることが、必要な場面もあるでしょう。

しかし、自分の悩みを理解したうえで弱みを見せないようにすることと、自分の悩みがよくわからないままであることは、まったく異なります

ただの強がりで弱みを見せたくない人は、何が問題なのかを理解せず、単に弱いと思われることが嫌だと考えているだけです。

自分自身の本質に目を向けないことは、とても危険だと言えるでしょう。

自分の弱みときちんと向き合い、人に悩みを打ち明けられる人が本当の意味で強い人です。

「あらかじめ失敗を想定し、許せるように準備すること」と「人に話したり紙に書き出すことで、失敗許容力を鍛えること」は、どちらか一方から順番に行うよりも、並行して実践する方が効果的でしょう。

あわせて読みたい
成長には欠かせない!スーパービジョンの理想と有効な手法 スーパービジョンの重要性は従来から多くの実践家・研究者が指摘し、近年ではケアマネジャーの成長においても注目度が高まっています。 主任介護支援専門員の研修におい...

>>成長には欠かせない!スーパービジョンの理想と有効な手法

成功するまで挑戦し続け、失敗を失敗として捉えない

多くの人は挑戦して失敗したりダメだった場合、そこでゲームオーバーだと考えます。

しかし、わたしたちの仕事や人生に終わりはありません

基本的には「To be Continue(終わらないで続く)」であるということを覚えておきましょう。

常に次を考え「ゲームオーバーしないこと」が大切なのです。

すべての挑戦が終わる時は、死ぬときです。

しかし、もしもあの世があるとすれば、あの世でも挑戦を続けることができます 笑

つまり、終わりがなければ、成功するまで挑戦し続けることができます

成功するまで挑戦し続けるのだから、失敗は失敗と捉えなくても良くなります

屁理屈のような話ですが、これ以上のポジティブマインドはありません。

「まだ経験値が足りないだけだ」「成功するまで挑戦し続けることができる」と考えることによって、挑戦する回数も増加し、結果的に成功をつかむ可能性が高くなるのです。

【まとめ】自分でできると感じたことから実践しよう

自分の弱みや失敗を仕事や生きる力に活かす方法
  1. 弱みを強みに読み替える
  2. あらかじめ失敗を想定し、許せるように準備する
  3. 人に打ち明けたり紙に書き出すことで、失敗許容力を鍛える
  4. 成功するまで挑戦し続け、失敗を失敗として捉えない

自分の弱みや失敗をポジティブに捉えましょう

そして、4つの方法で自分ができると感じたことを実践してみましょう。

弱みや失敗は誰にでもあることで、恥ずかしいことでも、隠しておくべきことでもありません。

今回の記事が、自分の弱みや失敗を上手に活用し、強みに変えることができるきっかけとなれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事の著者

業界20年目になる特養の施設長。

看取りとグリーフケアの経験を重ねる。
地域密着型サービス外部評価調査員・実務者研修講師・大学非常勤講師としても活動中。

マルチーズが大好き。

【保有資格】
社会福祉士・介護福祉士・保育士・幼稚園教諭二種免許状・公認心理師・第一種衛生管理者・主任介護支援専門員

  詳しいプロフィールはこちら

目次