
みなさん、どうもこんにちは。
こころフルネスへようこそ!

これから特養の生活相談員になりたいと思っているの!
でもどうしたらいいのか、まったくわからないから教えてほしいわ~

ぼくの経験を踏まえ、丁寧に解説するから任せて!
運営者の経歴(キャリア)
はじめに、ぼくの経歴(キャリア)からお伝えします。
➡高校を卒業後、かっこいい保育士に憧れ短大へ進学。
「保育士」の資格を取得するも、子どもたちを目の前に羞恥心の殻を破れず、職業にすることはできないと断念。
➡他に何もやりたいことが見つからないため、とりあえずもう一年進学し「介護福祉士」の資格を取得。
なんとなくだが「保育士よりは、やっていけそう」と感じる。
➡そのまま深く考えず、流れに身をまかせるように社会福祉法人へ入職。
「特養の介護職員(ユニット型と従来型の両方)」を6年半経験。
研修を受講し、ユニットリーダーや介護福祉士の実習指導者も担う。
➡「介護支援専門員(ケアマネジャー)」の資格取得を契機に異動となり、「居宅のケアマネジャー」を3年半経験。
毎日2~3時間の残業が常態化する苦境を乗り越え、相談支援の楽しさに気づく。
➡入職10年の節目でキャリアチェンジを決意し退職。
新たな社会福祉法人へ「特養の生活相談員・ケアマネジャー」として採用。
「やれるはず」という自信もつかの間、ソーシャルワークの知識や技術の足りなさを痛感し、自尊心が奪われる。
➡ソーシャルワークを体系的に学びたい気持ちから、通信課程で「社会福祉士」の資格を取得。
学びの過程で自己覚知を深めたことにより、仕事のパフォーマンスが向上していることを実感。
➡︎研修を受講し、地域密着型サービス外部評価調査員を担う。
県内グループホームの評価に携わることで見識を広める。
➡大学より講師の依頼があり、「介護福祉士」「看護師」を目指す学生に講義を行う機会が増える。
さらには地域の病院や施設からも講演やファシリテーターの依頼が来るようになる。
内容は「看取り」「人生会議(ACP)」「多職種協働・連携」に関すること。
伝えること(アウトプット)の楽しさや大切さに気づき実践を繰り返すも、人前で緊張しやすい性格は未だに改善せず。
➡要件を満たし「主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)」の資格を取得。
さらに研修を受講し、社会福祉士の実習指導者も担う。
➡年間10~15人のご利用者とお別れを繰り返す。
これまで100人以上の看取りやグリーフケアに携わるなかで、もともと興味のあった心理学を本格的に学ぶ。
➡Gルートで受験(第3回試験)し、「公認心理師」の資格を取得。
学習時間を確保するために朝活(毎日4時半に起床)を継続したことで、朝型の習慣が身につく。
➡あわせて読書の習慣も身につき、2年連続で年間100冊を達成する。
ジャンルは介護・ソーシャルワーク・心理学そして自己啓発系がメイン。
そして時々漫画・・・。
➡「特養の生活相談員・ケアマネジャー」を5年経験したところで「法人本部」の兼務を命じられ、3足のわらじを履く。
法人全体の運営・人材育成・採用等に携わり、面接官を担うようになってから、キャリアデザインを行うことの大切さに気づく。
さらには社会(地域)貢献・セーフティネット機能など、社会福祉法人の使命・役割として、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)を担い、よりマクロな視点が持てるようになる。
➡介護福祉士実務者研修講師を担う。
講義を行う機会が増え、さらにアウトプットの経験を積む。
➡業界19年目に突入。
運営者が所持している資格
ぼくの所持する主な資格は、下記の5つです。
- 社会福祉士
- 介護福祉士
- 保育士
- 公認心理師
- 主任介護支援専門員

社会福祉士
- 資格名:社会福祉士
- 種別:国家資格
- 協会:公益社団法人 日本社会福祉士会
- 実施機関:厚生労働省
- 登録年度:平成27年度(平成28年3月)

介護福祉士
- 資格名:介護福祉士
- 種別:国家資格
- 協会:公益社団法人 日本介護福祉士会
- 実施機関:厚生労働省
- 登録年度:平成16年度(平成17年3月)

保育士
- 資格名:保育士
- 種別:国家資格
- 協会:一般社団法人 日本保育士協会
- 実施機関:各都道府県知事
- 登録年度:平成15年度(平成16年3月)

公認心理師
- 資格名:公認心理師
- 種別:国家資格
- 協会:一般社団法人 日本公認心理師協会
- 実施機関:文部科学省・厚生労働省
- 登録年度:令和2年度(令和3年3月)

主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)
- 資格名:主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)
- 種別:公的資格
- 協会:一般社団法人 日本介護支援専門員協会
- 実施機関:各都道府県知事
- 合格年度(介護支援専門員):平成22年度(平成22年12月)
- 修了年度(主任介護支援専門員):平成30年度(平成30年12月)


当ブログについて
こころフルネスでは、「介護業界を何も知らない無資格・未経験者が、特養の生活相談員になるためのブログ」というコンセプトで、イチから特養の生活相談員になるための方法をまとめています。
つまり、介護業界にある様々な職種の中でも、特養の生活相談員に特化したキャリアガイドブログです。
介護業界は人手不足による売り手市場で、未資格・未経験者でも働けます。
けれども介護職とは違い、特養の生活相談員は誰でもすぐになれる職種ではありません。
特養の生活相談員になりたい人が悩みや問題を解決できるように、この超特化ブログを立ち上げました。
生活相談員とは?
生活相談員の主な業務は、ソーシャルワークです。
だから生活相談員を語るうえで、ソーシャルワークの理解は欠かせません。
ソーシャルワークとは、人(援助対象者)と環境(他者・物・制度・自然など)の交互作用し合う接点に介入し、双方の間にある「障壁」を取り除き、問題の解決を図ることです。
また問題解決のみならず、双方の良い状態が維持できるよう介入することです。

ソーシャルワークを実践する人はソーシャルワーカーと呼ばれ、生活相談員もソーシャルワーカーです。
利用者と環境の交互作用に介入する職種で、利用者に直接介入する職種ではありません。

生活相談員の業務範囲は広く、多岐にわたるよ!
なぜ生活相談員なのか?
介護業界に数ある職種の中でも、なぜ生活相談員に特化して情報発信をするのか?
それは生活相談員になると多くのメリットが得られ、心を満たせる最適解の職種だからです。
- 収入が増える(月給3万円アップ)
- 体力的な負担が少ない(身体介護がない)
- 生活リズムが整う(夜勤がない)
- 年齢を重ねても無理なく働き続けられる
- 土・日曜日が休日になる
- 施設・事業所の顔になる
- 家族から「ありがとう」と言ってもらう機会が増える
- 地域や他職種と関わる機会が増える
- 介護保険制度に詳しくなる
- 裁量権が大きくなる
- 施設長・管理者にキャリアアップできる可能性が高まる
- 失敗しても撤退コストがかからない
上記の他にも、書き切れないほどのメリットが生活相談員にあります。
もちろん、生活相談員となるまでに時間がかかるといったデメリットもあり、介護職を続けている人や介護業界を去ってしまう人がいるのも事実です。
しかし仮に失敗したとしても、生活相談員を目指すプロセスで様々なスキルが身につきます。
- コミュニケーションスキル
- 洞察力・観察力
- 情報収集力
- リーダーシップ
- マネジメント力
スキルが身につくと、他職種への転職に成功するかも。
別の業種へ転職しても、生活相談員を目指すプロセスで身につけたスキルは必ず役に立ちます。
どう転んでも立派な自己投資となるため、決して無駄にはなりません。

生活相談員を目指すことは、いいことだらけね!
なぜ特養(特別養護老人ホーム)なのか?
ソーシャルワーカーは、特養(特別養護老人ホーム)以外にも病院・学校・社会福祉協議会・デイサービスなど、さまざまな場所で働いています。
- 病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)は、患者の退院支援
- 学校のスクールソーシャルワーカー(SSW)は、子どもの問題解決
- 社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)は、地域の福祉増進
- デイサービスの生活相談員は、通いの場として生活の一部を支える
これらのように数ある場所の中で、なぜ特養に特化して情報発信をするのか?
それは他の場所にはない、唯一無二の役割・魅力があるからです。
特養は「原則、要介護3以上」の入所要件があり、常時介護が必要な利用者がいる生活の場。
終の住処(すみか)と呼ばれ、多くの人が最期を迎える場所です。
特養の生活相談員は、利用者の24時間365日を生活の場で支え、人生の最終段階まで伴奏することが、主な役割となります。
つまり、利用者の「生ききる」を支える職種です。
さらには「介護現場」「施設管理」「地域」について把握できる立ち位置で、施設全体の中間管理職(ミドルマネジャー)や運営管理機能(ソーシャルアドミニストレーション)の役割を担います。

リーダーシップ・マネジメント力に長け、精神的にタフであることが求められます。
決して簡単で楽な職種ではありません。

同じ生活相談員であっても、特養とデイサービスでは役割が異なるよ!
特養の生活相談員を目指そう
特養の生活相談員は多くのメリットがあります。
利用者の24時間365日を生活の場で支え、人生の最終段階まで伴奏できる魅力的な職種です。
介護業界で働くのであれば、特養の生活相談員を目指さない理由はありません。
本気のあなたに楽をしないで、特養の生活相談員になるための方法をお伝えします。
- 特養の生活相談員になるために必要な3つの方法
- 資格取得
- 実務経験
- 転職活動
どの記事も、ぼくの経験を踏まえたもので、ここでしか読めない情報ばかり。
あなたが特養の生活相談員となり、心が満たされる(こころフルネス)よう想いを込めて記事を書きます。
目指せ、特養の生活相談員!!