リテラシーってなに?特養の生活相談員になりたい人が福祉・介護・心理リテラシーを高めるメリット12選

てんぱまる
この記事の著者
業界20年目になる特養の施設長。

看取りとグリーフケアの経験を重ねる。
地域密着型サービス外部評価調査員・実務者研修講師・大学非常勤講師としても活動中。

マルチーズが大好き。

【保有資格】
社会福祉士/介護福祉士/保育士/幼稚園教諭二種免許状/公認心理師/第一種衛生管理者/主任介護支援専門員

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みなさんどうもこんにちは。

元介護士で、現役ソーシャルワーカー×心理師の「てんぱまる@tenpa_mal」です。

みなさんは「リテラシー」という言葉を聞いたことがありますか?

最近では「ITリテラシー」「情報リテラシー」といったように、日常生活や仕事において「リテラシー」という言葉をよく耳にするようになりました。

福祉・介護・心理の分野においても同じことが起きています。

中には「よくわからないけれど、なんとなく使っている」「知らなくても別に困らない」といった方も多いのではないでしょうか。

この記事では「特養の生活相談員になりたい人がリテラシーを高めるメリット」について、丁寧に解説していきます。

「リテラシーの意味や高めるメリット」がわかり、特養の生活相談員の仕事や人生に役立つ内容になっています。

最後までご覧ください。

目次

結論

まず結論からお伝えすると、特養の生活相談員になりたい人が福祉・介護・心理リテラシーを高めるメリットは下記のとおりです。

福祉・介護・心理リテラシーを高めるメリット
  1. 特養の生活相談員の仕事に役立つ
  2. 多様性を受け入れることができる
  3. ネガティブ思考をコントロールできる
  4. 執着が減らせる
  5. 争いを減らせる
  6. 思いやりの心が持てる
  7. 他者貢献の心が持てる
  8. 自己肯定感が高まる
  9. 自己理解が深まる
  10. 笑顔が増える
  11. 人生が豊かになる
  12. 納得した人生を生ききれる

このように「福祉・介護・心理リテラシー」を高めると、仕事に役立つ以外にもたくさんのメリットがあります。

特養の生活相談員は利用者の24時間365日の生活を支えきるソーシャルワーカーです。

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ジェネラリストであるために、様々なことを知っておく必要がありますね。

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リテラシーとは?

それでは最初に、「リテラシー」の意味をチェックしてみましょう。

「日本大百科全書」に記載されている「リテラシー【literacy】」 の解説は、下記の通りです。


リテラシーとは,読み書き能力識字力のことである。リテラシーは話しことばと異なり,時間的・空間的に言及されるものや発話文脈から独立していることから抽象的思考の発達に欠かせないもので,話しことばから書きことばへのシンボル体系の変化が人間の精神過程に大きな影響を与えるものと考えられてきた。

参考:日本大百科全書

このように「リテラシー」とは本来、「読み書きができる能力や知識」という意味合いで使われていました。

しかし現在では、単純な「読み書きができる能力や知識」といった意味合いだけにとどまらず、「物事を適切に理解・解釈し、それを活用する能力」という意味合いに発展し、使われるようになりました。

現在使われるリテラシーの意味
  • 物事を適切に理解・解釈・活用する能力

「リテラシー」は、その言葉単体で使用されることもありますが、「◯◯リテラシー」と書いて「◯◯を適切に理解・解釈・活用する能力」といった意味合いでよく使われています。

リテラシーの種類と分野

次に、よく使われる「リテラシー」の種類と分野をいくつか紹介していきます。

ITリテラシー
通信・ネットワーク・セキュリティ・コンピュータ・SNSなど、インターネットに関する知識や情報を正しく理解・解釈し活用する力。
 
情報リテラシー
適切な情報を収集を行い、自身の目的のために正しく理解・解釈し活用する力。
 
メディアリテラシー
新聞・テレビ・ラジオ・書籍などの内容を読みとり、メディアが伝えたい本質や与える影響に関しての正確な知識を身につけて活用する力。
 
金融リテラシー
株式・保険・投資信託などの金融商品やお金の流れに関する知識を有し、お金との付き合い方について適切に判断し活用する力。
 
健康リテラシー
健康でいるために必要な情報を収集し、医療や体のしくみを適切に理解することで、収集した情報を活用する力。

みなさんにも聞き覚えのある「リテラシー」があったのではないでしょうか。

このように「リテラシー」は、さまざまな分野で活用されていることがわかります。

リテラシーの使われ方

では実際に「リテラシー」という言葉が、会話のなかでどのように使われているのかを確認していきましょう。

使われる例文は、下記の通りです。

  • 企業は、ITリテラシーを持った人材を求めている
  • 情報リテラシーがない人は、だまされやすい
  • SNSを活用したビジネスを始めるならば、情報リテラシーとメディアリテラシーを身に付ける必要がある
  • 彼の金融リテラシーは高いが、メディアリテラシーが低いことが欠点である
  • 健康リテラシーを高めて、長生きしましょう

冒頭でもお伝えしたように、最近では仕事のみならず日常会話でもよく耳にするようになり、使われています。

「リテラシーが高い」という表現は、その分野で「能力の高い人」「仕事ができる人」といったポジティブな意味合いとなるでしょう。
 
反対に「リテラシーが低い」「リテラシーに欠けている」という表現は、「能力の低い人」「仕事ができない人」といったネガティブな意味合いとなります。

「リテラシーが低いね」「リテラシーに欠けているね」などと、言われた経験のある方は、それぞれの分野において「リテラシー」を高めていく努力が必要となります。

てんぱまる
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リテラシーは高いに越したことはありません。

リテラシーとコンピテンシーの違いとは?

続いては「リテラシー」と「コンピテンシー」の違いについて、お伝えしていきます。

音の響きが似ていることから、「リテラシー」と「コンピテンシー」は、よく混同されがちです。

しかし、言葉の意味合いや使い方は、全くことなるものであるため注意が必要です。

「日本大百科全書」に記載されている 「コンピテンシー(competency)」の解説は、下記の通りです。

一定の職務や作業において、絶えず安定的に期待される業績をあげている人材に共通して観察される行動特性。豊富な知識や高い技能、思考力のある人がかならずしも業績をあげられない事実に着目し、好業績を達成している人材(ハイパフォーマー)にみられる行動、態度、思考パターン、判断基準などを特性として列挙したものをさす。

参考:日本大百科全書

つまり「コンピテンシー」を一言で表すなら、「成果・業績を出すための行動特性」ということになります。

職場によっては、「優秀で成果をあげているな人が、どんな場面でどんな行動をとっているのか」を明らかにしたうえで、「社内の行動基準や評価基準」としている場合もあるようです。

代表的な「コンピテンシー」と呼ばれるものは、下記の通りです。

代表的なコンピテンシー
  • いつも笑顔で元気にあいさつする
  • 素直で人の話をよく聴く
  • あきらめずに最後までやり抜く
  • 時間や期限を守る
  • 相手の気持ちを考える
  • 一人でやらず仲間と協力する
  • 新しいことにチャレンジする など

「リテラシーは能力」「コンピテンシーは行動特性」と覚えておくのが、わかりやすいでしょう。

違いをしっかりと認識することで、自分自身の振り返りや目標設定に活かすことができます。

リテラシーとコンピテンシーの違い
  • リテラシー…物事を適切に理解・解釈・活用する能力
  • コンピテンシー…成果を出すための行動特性
てんぱまる
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特養の生活相談員になるためには、どちらも大切な要素です!

リテラシーの意味合いを福祉・介護・心理の分野で考える

これまでお伝えしたように、現在はさまざまな分野で「リテラシー」という言葉が使われています。

そして高めていくことが、望ましいとされています。

では、特養の生活相談員を目指すうえで必要なリテラシーとは、どんなものでしょうか?

「リテラシー」の意味合いを福祉・介護・心理の分野に分けて考えると、下記のようになります。

福祉リテラシー
生活に関する課題解決やQOL(生活の質)の向上を図るために、福祉やソーシャルワークなどの知識や技術を有し、適切な理解・解釈で活用する能力。

介護リテラシー
高齢者・要介護者・認知症の方が抱える問題を解決するために、介護保険制度や介助などの知識や技術を有し、適切な理解・解釈で活用する能力。

心理リテラシー
より良いメンタルヘルスの向上へ繋がるために、精神的な作用や感情・行動・身体反応などを含みつつ、自分と他者 (関わる相手) の心と向き合う心理学などの知識や技術を有し、適切な理解・解釈で活用する能力。

これらの「福祉・介護・心理リテラシー」を高めることは、特養の生活相談員を目指すうえで、必ず役に立ちます

てんぱまる
てんぱまる

特養の生活相談員として働く準備として、リテラシーをしっかりと高めておきたいですね。

そして「福祉・介護・心理リテラシー」は、特養の生活相談員になりたい人や専門職だけに関係のあるものではありません。

つまり、「福祉・介護・心理リテラシー」を高めることは、すべての人にとってメリットがあるということの裏返しでもあるのです。

また「福祉リテラシー」「介護リテラシー」「心理リテラシー」を掛け算で組み合わせることで、さらなる相乗効果も期待できます。

福祉・介護・心理リテラシーを高めるメリット
  1. 特養の生活相談員の仕事に役立つ
  2. 多様性を受け入れることができる
  3. ネガティブ思考をコントロールできる
  4. 執着が減らせる
  5. 争いを減らせる
  6. 思いやりの心が持てる
  7. 他者貢献の心が持てる
  8. 自己肯定感が高まる
  9. 自己理解が深まる
  10. 笑顔が増える
  11. 人生が豊かになる
  12. 納得した人生を生ききれる

まとめ

みなさんは「リテラシー」の意味合いを正しく理解し、使えていましたか?

「福祉・介護・心理リテラシー」を高めることは、特養の生活相談員として働くパフォーマンスを上げ、クライエントの利益にも繋げることができます

そして専門職のみならず、すべての方のメリットに繋がります。

一緒に「リテラシー」を高め、人生をもっと豊かなものにしていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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