まるこ成年後見人材育成研修のカリキュラムって、どんな感じなのかしら?
事前課題の詳細についても、知っておきたいわ!



成年後見人材育成研修は、成年後見人になるための最終ステップだよ!
ここまで来たらあともう少しだね!
【成年後見人材育成研修のカリキュラム】
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 成年後見制度の解説 | 法定後見制度と任意後見制度の関係について、簡潔に述べて下さい。(1,200字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 市長村長申立制度について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 代理権・同意権・取消権について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 財産法の基礎 | 以下の文章について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印を記して下さい。また、選択した根拠について説明して下さい。 ① AはBから騙されて、Bに絵画を売却した。その後、Bは詐欺に関する事情を知らないCにその絵画を転売した。AはBに対して契約を取消した上、Cに対して絵画を戻すよう主張した場合、Cは絵をAに返還する必要がある。 ② 詐欺によって契約をした場合その意思表示を取り消すことができるが、取り消しをした場合の回復義務は、現に利益を受ける限度で返せば良いとされている。 ③ 無権代理によって契約を締結した場合でも、本人に責任が及ぶ場合もある。 ④ 消滅時効完成後に債務の一部でも返済すると、時効の援用ができなくなる。 ⑤ 他人の土地を使用貸借で借りていた場合、20年が経過すると、借り主は土地の所有権を時効取得することができる。 ⑥ 料理店の飲食代は、商事に関する債権なので消滅時効期間は5年間である。 ⑦ 不動産の登記簿を閲覧することが可能なのは、所有者本人や親族等の一定の者に限られている。 ⑧ 債務者の債務が履行不能となった場合に債権者が契約を解除するためには、催告が必要である。 ⑨ 木造家屋を購入したところ、購入後、家屋の柱がシロアリのために修繕が必要な状態になっていることが判明した場合は、事情によっては、買い主は契約を解除するとともに発生した損害の賠償を請求することも可能である。 ⑩ 債権者が債務者の弁済の受領を拒否している場合、債務者は裁判所に供託をすることによって債務を消滅させることができる。 |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年被後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| 研修ガイダンス(30分) |
| ①成年後見制度の解説(120分) |
| ②成年後見活動における判断能力のとらえ方(60分) |
| ③社会福祉士と成年後見~権利擁護の視点から~(180分) |
| 科目(時間) |
|---|
| ④財産法の基礎(120分) |
| ⑤財産管理のための知識(90分) |
| ⑥後見事務の実際1(60分) |
| ⑦家庭裁判所の実務の理解(90分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①成年後見開始の審判を申し立てることのできる親族は、4親等内の親族である。 ②後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、後見監督人となることができない。 ③成年被後見人が婚姻をするには、その成年後見人の同意を要しない。 ④後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、二箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。但し、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。 ⑤家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、被後見人の財産の管理その他後見の事務について必要な処分を命ずることができる。 |
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①相続は、死亡によって開始する。 ②相続は、被相続人の居所において開始する。 ③相続を放棄した者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。 ④成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない。 ⑤遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。但し、公正証書による遺言はこの限りではない。 |
| 家族法の基礎 | 代襲相続について、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 遺言検認手続きについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 相続財産清算人について、簡潔に述べて下さい。(600字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑧家族法の基礎(120分) |
| ⑨身上監護のための知識(150分) |
| ⑩後見事務の実際2(90分) |
| 科目 | テーマ |
|---|---|
| ニーズの把握と対応 | 「事例シート1」の情報から、(1)本人の気持ち、生活状況と判断能力を踏まえ、(2)次の3つの制度の特徴を比べ、本ケースにおいてはどの制度を使うのが適当か、その根拠を検討し、「ワークシート1」に記入してください。 ①日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)について ②任意後見について ③法定後見について ※『権利擁護と成年後見実践』、『改訂 成年後見実務マニュアル』の該当箇所を参照し、事前課題に取り組んでください。 ※ グループ討議で内容をご報告いただきますので、レポート課題は提出分(1部)のほか、手元に写しをご用意ください。 |
| ネットワーク活動による権利擁護 | 「事例シート1」のエコマップを作成してください。 |
| 今後の後見活動について | あなたは社会福祉士として、研修修了後にどのように成年後見制度を活用しますか。具体的な内容を述べてください。(400字程度) |
| 今後の後見活動について | あなたが社会福祉士として、成年後見活動に関わる意義を述べてください。(400字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑪演習1 ニーズの把握と対応(120分) |
| ⑫演習2 ネットワーク活用による権利擁護【それぞれの立場での権利擁護実践】(120分) |
| ⑬今後の活動について(180分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 修了試験 | 20問程度 |




【note】社会福祉士の成年後見人材育成研修 事前課題レポート全文・構成例集 全5本
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【結論】カリキュラム&事前課題の内容


「成年後見人材育成研修」のカリキュラム&事前課題(修了試験含む)の内容は、下記の通りです。
成年後見人材育成研修は、自治体によって「開催される年とそうでない年がある」ようです。
(ぼくの自治体は2年に1回の開催でした!)
基礎研修Ⅲを終えたあと、翌年に本研修が開催されない….なんてこともあるみたい。
(受任を急ぐ方は、近隣の都道府県で開催されていないかチェックしてみましょう)


【成年後見人材育成研修のカリキュラム】
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 成年後見制度の解説 | 法定後見制度と任意後見制度の関係について、簡潔に述べて下さい。(1,200字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 市長村長申立制度について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 代理権・同意権・取消権について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 財産法の基礎 | 以下の文章について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印を記して下さい。また、選択した根拠について説明して下さい。 ① AはBから騙されて、Bに絵画を売却した。その後、Bは詐欺に関する事情を知らないCにその絵画を転売した。AはBに対して契約を取消した上、Cに対して絵画を戻すよう主張した場合、Cは絵をAに返還する必要がある。 ② 詐欺によって契約をした場合その意思表示を取り消すことができるが、取り消しをした場合の回復義務は、現に利益を受ける限度で返せば良いとされている。 ③ 無権代理によって契約を締結した場合でも、本人に責任が及ぶ場合もある。 ④ 消滅時効完成後に債務の一部でも返済すると、時効の援用ができなくなる。 ⑤ 他人の土地を使用貸借で借りていた場合、20年が経過すると、借り主は土地の所有権を時効取得することができる。 ⑥ 料理店の飲食代は、商事に関する債権なので消滅時効期間は5年間である。 ⑦ 不動産の登記簿を閲覧することが可能なのは、所有者本人や親族等の一定の者に限られている。 ⑧ 債務者の債務が履行不能となった場合に債権者が契約を解除するためには、催告が必要である。 ⑨ 木造家屋を購入したところ、購入後、家屋の柱がシロアリのために修繕が必要な状態になっていることが判明した場合は、事情によっては、買い主は契約を解除するとともに発生した損害の賠償を請求することも可能である。 ⑩ 債権者が債務者の弁済の受領を拒否している場合、債務者は裁判所に供託をすることによって債務を消滅させることができる。 |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年被後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| 研修ガイダンス(30分) |
| ①成年後見制度の解説(120分) |
| ②成年後見活動における判断能力のとらえ方(60分) |
| ③社会福祉士と成年後見~権利擁護の視点から~(180分) |
| 科目(時間) |
|---|
| ④財産法の基礎(120分) |
| ⑤財産管理のための知識(90分) |
| ⑥後見事務の実際1(60分) |
| ⑦家庭裁判所の実務の理解(90分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①成年後見開始の審判を申し立てることのできる親族は、4親等内の親族である。 ②後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、後見監督人となることができない。 ③成年被後見人が婚姻をするには、その成年後見人の同意を要しない。 ④後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、二箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。但し、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。 ⑤家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、被後見人の財産の管理その他後見の事務について必要な処分を命ずることができる。 |
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①相続は、死亡によって開始する。 ②相続は、被相続人の居所において開始する。 ③相続を放棄した者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。 ④成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない。 ⑤遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。但し、公正証書による遺言はこの限りではない。 |
| 家族法の基礎 | 代襲相続について、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 遺言検認手続きについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 相続財産清算人について、簡潔に述べて下さい。(600字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑧家族法の基礎(120分) |
| ⑨身上監護のための知識(150分) |
| ⑩後見事務の実際2(90分) |
| 科目 | テーマ |
|---|---|
| ニーズの把握と対応 | 「事例シート1」の情報から、(1)本人の気持ち、生活状況と判断能力を踏まえ、(2)次の3つの制度の特徴を比べ、本ケースにおいてはどの制度を使うのが適当か、その根拠を検討し、「ワークシート1」に記入してください。 ①日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)について ②任意後見について ③法定後見について ※『権利擁護と成年後見実践』、『改訂 成年後見実務マニュアル』の該当箇所を参照し、事前課題に取り組んでください。 ※ グループ討議で内容をご報告いただきますので、レポート課題は提出分(1部)のほか、手元に写しをご用意ください。 |
| ネットワーク活動による権利擁護 | 「事例シート1」のエコマップを作成してください。 |
| 今後の後見活動について | あなたは社会福祉士として、研修修了後にどのように成年後見制度を活用しますか。具体的な内容を述べてください。(400字程度) |
| 今後の後見活動について | あなたが社会福祉士として、成年後見活動に関わる意義を述べてください。(400字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑪演習1 ニーズの把握と対応(120分) |
| ⑫演習2 ネットワーク活用による権利擁護【それぞれの立場での権利擁護実践】(120分) |
| ⑬今後の活動について(180分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 修了試験 | 20問程度 |
- レポート…10本(400字~1,000字程度)
- 〇×問題+根拠説明…3本
- ワークシート…1本
- エコマップ…1本
- 修了試験…1回



これまでの基礎研修に比べると、なんてことないかも!



ここまできたら、あとは気合でがんばれるわね(笑)
事前課題の詳細


ここからは、みなさんが一番不安視しているであろう「事前課題の詳細」について、1つずつお伝えしていきます。
どんな課題が出されるのか、受講前に知っておくと安心です。



基礎研修ほどボリュームがないとはいえ、やっぱりどんな内容かは気になるのよね。



どんか内容なのか、心づもりしておこう!
【1回目①】課題 成年後見制度の解説
設問1
法定後見制度と任意後見制度の関係について、簡潔に述べて下さい。(1,200字程度)
設問2
市長村長申立制度について、簡潔に述べて下さい。(500字程度)
設問3
代理権・同意権・取消権について、簡潔に述べて下さい。(500字程度)





テキストを読みながらまとめれば、そんなに難しくないわね♪


【note】「成年後見制度の解説」設問1~3(500字~1,200字程度) 事前課題レポート構成・例文
【1回目②】課題 財産法の基礎
設問1
以下の文章について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印を記して下さい。また、選択した根拠について説明して下さい。
① AはBから騙されて、Bに絵画を売却した。その後、Bは詐欺に関する事情を知らないCにその絵画を転売した。AはBに対して契約を取消した上、Cに対して絵画を戻すよう主張した場合、Cは絵をAに返還する必要がある。
② 詐欺によって契約をした場合その意思表示を取り消すことができるが、取り消しをした場合の回復義務は、現に利益を受ける限度で返せば良いとされている。
③ 無権代理によって契約を締結した場合でも、本人に責任が及ぶ場合もある。
④ 消滅時効完成後に債務の一部でも返済すると、時効の援用ができなくなる。
⑤ 他人の土地を使用貸借で借りていた場合、20年が経過すると、借り主は土地の所有権を時効取得することができる。
⑥ 料理店の飲食代は、商事に関する債権なので消滅時効期間は5年間である。
⑦ 不動産の登記簿を閲覧することが可能なのは、所有者本人や親族等の一定の者に限られている。
⑧ 債務者の債務が履行不能となった場合に債権者が契約を解除するためには、催告が必要である。
⑨ 木造家屋を購入したところ、購入後、家屋の柱がシロアリのために修繕が必要な状態になっていることが判明した場合は、事情によっては、買い主は契約を解除するとともに発生した損害の賠償を請求することも可能である。
⑩ 債権者が債務者の弁済の受領を拒否している場合、債務者は裁判所に供託をすることによって債務を消滅させることができる。
設問2
成年被後見人が行った不法行為について、成年被後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度)
設問3
成年被後見人が行った不法行為について、成年後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度)



設問2の「成年被後見人」と設問3の「成年後見人」を混同しないようにまとめよう!








【note】「財産法の基礎」設問1~3(〇✕問題+800字程度)事前課題レポート構成・例文
【2回目】課題 家族法の基礎
設問1
次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。
①成年後見開始の審判を申し立てることのできる親族は、4親等内の親族である。
②後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、後見監督人となることができない。
③成年被後見人が婚姻をするには、その成年後見人の同意を要しない。
④後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、二箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。但し、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。
⑤家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、被後見人の財産の管理その他後見の事務について必要な処分を命ずることができる。
設問2
次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。
①相続は、死亡によって開始する。
②相続は、被相続人の居所において開始する。
③相続を放棄した者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。
④成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない。
⑤遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。但し、公正証書による遺言はこの限りではない。
設問3
代襲相続について、簡潔に述べて下さい。(400字程度)
設問4
遺言検認手続きについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度)
設問5
相続財産清算人について、簡潔に述べて下さい。(600字程度)









かなり聞きなれない文言が増えるから、1つひとつ確認しながら、丁寧にまとめるといいわよ!


【note】「家族法の基礎」設問1~5(〇✕問題+400~600字程度)事前課題レポート構成・例文
【3回目①】課題 ニーズの把握と対応&ネットワーク活動による権利擁護
演習1
「事例シート1」の情報から、(1)本人の気持ち、生活状況と判断能力を踏まえ、(2)次の3つの制度の特徴を比べ、本ケースにおいてはどの制度を使うのが適当か、その根拠を検討し、「ワークシート1」に記入してください。
①日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)について
②任意後見について
③法定後見について
※『権利擁護と成年後見実践』、『改訂 成年後見実務マニュアル』の該当箇所を参照し、事前課題に取り組んでください。
※ グループ討議で内容をご報告いただきますので、レポート課題は提出分(1部)のほか、手元に写しをご用意ください。
演習2
「事例シート1」のエコマップを作成してください。
【事例シート1】
あなたは、「障害者相談支援事業所」の相談員(社会福祉士)です。
1,市役所担当課から電話があり、サービス等利用計画案の作成と成年後見制度利用のアドバイスを求められた。
○「成年後見が必要かどうか、相談にのってほしい。」
○「ヘルパーの支援を受けたいと希望があるので、サービス等利用計画案を作成してほしい。」
○了承したところ、下記の情報がFAXにて送られてきた。
・本人は、40代後半の女性。中度の知的な障害がある。療育手帳所持。
・相談者は妹。遠方に住んでいるが、生活上の手助けをしている。
・妹から相談があった後、市役所ケースワーカーが一度、面接をしている。
・母親が2週間前に脳梗塞で入院し、今のところ妹が生活上の支援をして何とか生活しているが、今後はヘ
ルパーなどを利用したいと妹が市役所に訪れた。父親は他界している。
・普段の買い物は、顔なじみのお店があり、一人で行うことができる。
・最近、訪問販売で高額な浄水器を購入した。その際、代金を支払うために消費者金融で借金をした。その
後、販売業者が頻繁に訪問セールスに来るようになった。
・セールスマンは対応が優しいと本人は訪問を喜んでいる。
2,「障害者相談支援事業所」として、当面の支援方針を検討した。
①市役所ケースワーカーと同行訪問し、今後の相談の進め方と情報収集の同意について確認する。
②情報収集を進める。
③サービス等利用計画案を作成することもあり、今後の支援方針の検討については、サービス担当者会議を
開催し、そこで検討することにした。
3,本人との面談を通じて、以下のことが分かった。
・本人との会話は成り立ち、簡単な質問に対して応えることもできた。
・母と二人で暮らしていた家に、母が入院した後もそのまま一人で暮らしている。
・「母が入院している間は私がこの家を守らなければいけない」との発言あり。
・浄水器購入の際に勧められて言われるままに名前を書き印鑑を押したが、その手続きが消費者金融の借金
であったことは理解していない。証書を見ると、消費者金融で借金をした。(総額30万円)
・「セールスのお兄さんは優しくて楽しい」と本人は言っている。
・妹に対しては、「自分のお金を全部持って行ってしまい十分くれない」と、不満を感じている。
・本人は「妹がヘルパーに来てもらえると言っていたから、一人で大丈夫」と言っている。
・本人は今後も障害者相談支援事業所へ相談していきたいと述べ、そのための情報を集めることを承知し
た。
4,情報収集の結果
①妹との面談で、以下のことがわかった。
・今のところ週に3回くらい母の見舞いのため病院に行き、帰りに本人の家に寄って、部屋の掃除をした
り、相談にのったりしている。家が遠方なので、この頻度を続けることは無理なので、ヘルパーを利用
したい。
・家に行ったとき、浄水器がついていたので驚き、市役所で話をした。「本人には『知らない人を家に入れて
はいけない』と話しているが、姉は自分のいうことをきかないので困っている」と述べた。
・本人の財産は、預貯金が500万円。収入は、障害基礎年金2級で、月額6万5千円程度である。預貯金通
帳は妹が持ち帰り管理している。妹は「訪問時に生活費として現金を届けている。生活に必要な額は渡し
ているつもりだ」と言っている。
・本人が居住している家は母、本人、妹の共有名義。固定資産税は母名義の口座から自動振替になってい
る。
・母親が入院してからは、姉が一人暮らしを続けるのは無理であると思っている。
・できることはやりたいが、母も入院中であり、自分の家庭や生活もあるので、姉にいつまで関われるか自
信がない。今後長くなれば、週に1回程度の訪問も限界になってくると思う。
②市役所ケースワーカーから、現在の本人の状況等について、情報提供があった。
・本人は、母親の入院後、少し不安定になっている。
・昨年度、障害支援区分2の認定は受けており、その際の主治医に話を聞いたところ、日常の生活には支障
が無いが、財産管理や契約等を単独で行うのは無理があると判断している。
・サービス利用状況は、学校卒業後、長く家の近くの作業所に通っていたが、ここ10年ほどは何のサービ
スも利用していないようだ。
・初めに話を聞いた担当者は、家族の希望であるヘルパーの利用だけでなく、グループホーム等への入所
の検討が必要であると考えている。
・浄水器を、本人はとても気に入っている。
・最近来るセールスマンを、優しいと喜んでいる。名前を書いたり、印鑑を押したりしないように、と言
っているが、新たな契約を結んでしまうのではないかと心配している。











エコパップの作成が一番大変かもしれない……


【note】「ニーズの把握と対応(演習1)」「ネットワーク活動による権利擁護(演習2)」ワークシート+エコマップ 事前課題レポート構成・例文
【3回目②】課題 今後の後見活動について
設問1
あなたは社会福祉士として、研修修了後にどのように成年後見制度を活用しますか。具体的な内容を述べてください。(400字程度)
設問2
あなたが社会福祉士として、成年後見活動に関わる意義を述べてください。(400字程度)





これまでの学びを踏まえて、これからの展望について記載しましょう♪


【note】「今後の後見活動について」設問1・設問2(400字程度)事前課題レポート構成・例文
修了試験
〇×確認問題(全20問)
※合格基準は7割以上(14問以上の正解)です。
※不合格の場合は、追加レポートの提出を求めます。



ぼくが受けた修了試験は「〇×確認問題で全20問」でした。
講義や事前課題に真面目に取り組んでいれば、必ず合格できるレベルだよ!
【まとめ】成年後見人材育成研修は、法の力を授かる修練場だ!


この記事では、社会福祉士の成年後見人材育成研修におけるカリキュラム&事前課題(修了試験を含む)の内容について解説しました。
成年後見人材育成研修は、法の力を授かる修練場だと言えます。
残すは「ぱあとなあ名簿登録研修」を受講するのみ!
【成年後見人材育成研修のプログラム】
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 成年後見制度の解説 | 法定後見制度と任意後見制度の関係について、簡潔に述べて下さい。(1,200字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 市長村長申立制度について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 代理権・同意権・取消権について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 財産法の基礎 | 以下の文章について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印を記して下さい。また、選択した根拠について説明して下さい。 ① AはBから騙されて、Bに絵画を売却した。その後、Bは詐欺に関する事情を知らないCにその絵画を転売した。AはBに対して契約を取消した上、Cに対して絵画を戻すよう主張した場合、Cは絵をAに返還する必要がある。 ② 詐欺によって契約をした場合その意思表示を取り消すことができるが、取り消しをした場合の回復義務は、現に利益を受ける限度で返せば良いとされている。 ③ 無権代理によって契約を締結した場合でも、本人に責任が及ぶ場合もある。 ④ 消滅時効完成後に債務の一部でも返済すると、時効の援用ができなくなる。 ⑤ 他人の土地を使用貸借で借りていた場合、20年が経過すると、借り主は土地の所有権を時効取得することができる。 ⑥ 料理店の飲食代は、商事に関する債権なので消滅時効期間は5年間である。 ⑦ 不動産の登記簿を閲覧することが可能なのは、所有者本人や親族等の一定の者に限られている。 ⑧ 債務者の債務が履行不能となった場合に債権者が契約を解除するためには、催告が必要である。 ⑨ 木造家屋を購入したところ、購入後、家屋の柱がシロアリのために修繕が必要な状態になっていることが判明した場合は、事情によっては、買い主は契約を解除するとともに発生した損害の賠償を請求することも可能である。 ⑩ 債権者が債務者の弁済の受領を拒否している場合、債務者は裁判所に供託をすることによって債務を消滅させることができる。 |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年被後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| 研修ガイダンス(30分) |
| ①成年後見制度の解説(120分) |
| ②成年後見活動における判断能力のとらえ方(60分) |
| ③社会福祉士と成年後見~権利擁護の視点から~(180分) |
| 科目(時間) |
|---|
| ④財産法の基礎(120分) |
| ⑤財産管理のための知識(90分) |
| ⑥後見事務の実際1(60分) |
| ⑦家庭裁判所の実務の理解(90分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①成年後見開始の審判を申し立てることのできる親族は、4親等内の親族である。 ②後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、後見監督人となることができない。 ③成年被後見人が婚姻をするには、その成年後見人の同意を要しない。 ④後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、二箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。但し、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。 ⑤家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、被後見人の財産の管理その他後見の事務について必要な処分を命ずることができる。 |
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①相続は、死亡によって開始する。 ②相続は、被相続人の居所において開始する。 ③相続を放棄した者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。 ④成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない。 ⑤遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。但し、公正証書による遺言はこの限りではない。 |
| 家族法の基礎 | 代襲相続について、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 遺言検認手続きについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 相続財産清算人について、簡潔に述べて下さい。(600字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑧家族法の基礎(120分) |
| ⑨身上監護のための知識(150分) |
| ⑩後見事務の実際2(90分) |
| 科目 | テーマ |
|---|---|
| ニーズの把握と対応 | 「事例シート1」の情報から、(1)本人の気持ち、生活状況と判断能力を踏まえ、(2)次の3つの制度の特徴を比べ、本ケースにおいてはどの制度を使うのが適当か、その根拠を検討し、「ワークシート1」に記入してください。 ①日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)について ②任意後見について ③法定後見について ※『権利擁護と成年後見実践』、『改訂 成年後見実務マニュアル』の該当箇所を参照し、事前課題に取り組んでください。 ※ グループ討議で内容をご報告いただきますので、レポート課題は提出分(1部)のほか、手元に写しをご用意ください。 |
| ネットワーク活動による権利擁護 | 「事例シート1」のエコマップを作成してください。 |
| 今後の後見活動について | あなたは社会福祉士として、研修修了後にどのように成年後見制度を活用しますか。具体的な内容を述べてください。(400字程度) |
| 今後の後見活動について | あなたが社会福祉士として、成年後見活動に関わる意義を述べてください。(400字程度) |
| 科目(時間) |
|---|
| ⑪演習1 ニーズの把握と対応(120分) |
| ⑫演習2 ネットワーク活用による権利擁護【それぞれの立場での権利擁護実践】(120分) |
| ⑬今後の活動について(180分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 修了試験 | 20問程度 |
- レポート…10本(400字~1,000字程度)
- 〇×問題+根拠説明…3本
- ワークシート…1本
- エコマップ…1本
- 修了試験…1回
事前課題は大変なように見えますが、構成案や書き方のコツを押さえれば着実に書き上げることができます。
各課題の具体的な構成例や例文については、ぼくの記事(note)も参考にしながら、ぜひ余裕を持って取り組んでみてください。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。




【note】社会福祉士の成年後見人材育成研修 事前課題レポート全文・構成例集 全5本
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