まるこ社会福祉士として成年後見人になって活動したいけれど、具体的に何から始めればいいのかしら?



社会福祉士として成年後見人になるためには、基礎研修を受講して「ぱあとなあ」に名簿登録することが必須になるよ!
社会福祉士国家資格を取得したあと、最初に思い描くキャリアの1つに「成年後見人活動(権利擁護業務)」があります。
弁護士や司法書士といった法律のプロがひしめく中で、ぼくたち社会福祉士は「ソーシャルワーク専門職」「意思決定支援の専門職」として、家庭裁判所や地域社会から非常に大きな期待を寄せられています。
しかし、すべての社会福祉士がすぐに成年後見人になれるわけではありません……
そこには、日本社会福祉士会がクライエントの尊厳を守るために敷いた非常にタフな研修制度があります。
この記事では、現在成年後見人として実際に活動しているぼくが、成年後見人になるまでのロードマップを分かりやすく解説します。
最後まで、じっくりとご覧ください。


【はじめに】なぜ、成年後見人を目指すのか?


はじめに、ぼくが成年後見人を目指した理由について、お伝えいたします。
みなさんが成年後見人を目指す理由と、重なっている部分が、1つはあるかも!?
【ぼくが成年後見人を目指した理由】
- 専門性の追求:社会福祉士の業務独占的な側面を理解したいと思ったから
- 教育的側面:他職種や実習生に語れるようになりたかったから
- 社会的意義:これからの社会ニーズにマッチしていると思ったから
- キャリアパス:将来の働き方(独立型社会福祉士)の足掛かりになるから
お金:単純にもっと稼ぎたいと思ったからw
社会福祉士は「名称独占」の資格ですが、成年後見活動って、本人に代わって財産管理等を行うわけですから、専門職の「業務独占」に近い重みと責任が伴います。
そんな「専門職としての一線を画す役割」を、自分自身で体現できるようになりたい!
それが、成年後見活動を志した一番のきっかけでした。
そうして得た専門知識を、今度は他職種や次世代の実習生たちに自分の言葉で語れるようになりたいなと……
(自分の引き出しを増やすことは、そのまま誰かの可能性を広げることにも繋がるはず!)
この手のニーズは間違いなく右肩上がりであり、そうした社会課題に専門職として携われることは、非常に知的でかっこいい仕事だと思いませんか?
それに、今の経験を積み重ねていくことは、将来『独立型社会福祉士』として独り立ちするための確実な足掛かりになるはずだと、自分にはそんなワクワクする未来が見えていました。



もちろん綺麗ごとばかりではなく、「もっと稼ぎたい」という野心も、同じくらい大きなエンジンだよ(笑)
【結論】成年後見人になるまでのロードマップ


かかる期間:4年(基礎研修3年+人材育成研修・名簿登録研修1年)
かかる費用:約150,000円
結論からズバリお伝えすると、社会福祉士が成年後見人になるためには、最低でも4年の期間と、約150,000円程度の費用がかかります!
「えっ、そんなにかかるの?」と思った方もいるかもしれません……
これには、社会福祉士ならではの手厚い研修STEPが関係しています。
まず、ベースとなる基礎研修は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと順番に1年に1STEPずつしか受講することができません!
基礎研修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲおよび成年後見人材養成研修は、それぞれ1年ずつ順を追って受講する必要があり、同時に受講することはできません。
つまり、この基礎研修を終えるだけで、ストレートにいっても丸3年が必要になります。
さらに、その後に受ける「人材育成研修」は、都道府県の実施状況や受講者数によっては毎年開催されないことも……
そのため、3年目の基礎研修Ⅲを終えたあと、すぐに次の研修に進めず「1年待ち」というケースも珍しくありません。
そこで今回は、社会福祉士が成年後見人になるまでの具体的なロードマップを分かりやすくまとめました!
それでは、さっそく各STEPを一緒に確認していきましょう!
基礎研修は非会員でも受講可能ですが、受講料は会員と非会員で1.5〜2倍近い差があります。
また、将来的に名簿登録機関である「ぱあとなあ」に登録するためには、社会福祉士会への入会が必須!
そのため、最初から入会した上で研修に臨むことを強くおすすめします。
入会金・年会費:都道府県によって異なります。
※以下のリンクから、お住まいの地域を確認してみましょう。
都道府県社会福祉士会会費一覧
基礎研修の「開催要項」は会員宛のメール配信、または各都道府県のホームページにて公開されます。
すべての研修が土・日曜日となるため、日程を確認しながら予定を調整しましょう。
※受講料:6,600円(会員)(各都道府県で異なります)
※基礎研修テキスト上巻:1,980円
※基礎研修Ⅰワークブック:352円
受講料は「基礎研修Ⅰ」と比較すると、課題の量・研修の回数ともに、一気に増えます!
受講料も比例して一気に跳ね上がるため、計画的に準備しましょう。
※受講料:33,000円(会員)(各都道府県で異なります)
※基礎研修テキスト下巻:1,980円
※基礎研修Ⅱワークブック:660円
課題の量・研修の回数は「基礎研修Ⅱ」と同じくらいのボリュームですが、慣れのせいか、「基礎研修Ⅱ」よりも楽に感じました……
受講料も、「基礎研修Ⅱ」と同様の都道府県が多いようです。
※受講料:33,000円(会員)(各都道府県で異なります)
※基礎研修Ⅲワークブック:605円
都道府県の実施状況や受講者数によっては、毎年開催されないこともあります。
研修を終えた後に修了試験(テスト)があり、不合格だと追加で課題が与えられるため、心づもりして受講しましょう。
受講料・テキスト代は「基礎研修Ⅱ・Ⅲ」よりもさらに高額になります……
※受講料:50,000円 (各都道府県で異なります)
※ テキスト代:約14,000円
名簿登録研修を修了後、運営委員による審査が完了し次第、「ぱあとなあ」名簿へ登録します。
名簿登録は必須ではないため、受任しない方は受講のみに留め、登録しなくてもOKです。
研修の受講は無料ですが、名簿登録する際に費用がかかります。
※受講料:無料
※名簿登録料:10,000円(毎年の費用で、基礎保険料を含みます)
登録の翌年、都道府県社会福祉士会より成年後見人の候補者募集があります。
「募集に対する応募」もしくは「社会福祉士会からの依頼」にて家庭裁判所へ推薦され、その後審判がおりると活動開始となります!
この4年間という研修期間は、単に長いだけの時間ではなく、クライエントの人生の舵取りを担うに足る高い倫理観と実務能力を、段階的に積み上げていくために不可欠な期間になります。



4年間という確かな道のりを経て、社会福祉士としての真の信用を築き上げていく、、、そんな未来への一歩だよ!
研修内容の詳細(日程・課題・科目等)


ここからは研修内容の詳細について、お伝えしていきます。
平日の仕事をこなしながら、土・日曜日の研修に参加しつつ、夜間・休日に膨大な課題(レポート)の作成に追われる日々が続きます……
日程・課題・科目等に目を通しながら、イメージを膨らませましょう。
【1年目】基礎研修Ⅰ
【基礎研修Ⅰのカリキュラム】
| 科目 | 課題・研修番号 | テーマ |
|---|---|---|
| 生涯研修制度独自科目 | 事前課題1 | 社会福祉士の役割を考える |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題1 | 社会福祉士としての専門性について考える |
| 生涯研修制度独自科目 | eラーニング or 集合研修1 | 社会福祉士会のあゆみ |
| 生涯研修制度独自科目 | eラーニング or 集合研修2 | 日本社会福祉士会・都道府県社会福祉士会の組織 |
| 生涯研修制度独自科目 | eラーニング or 集合研修3 | 生涯研修制度 |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 集合研修1 ※集合研修必須 | 社会福祉士としての専門性について考える |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題2 | 社会福祉士に共通する専門性の理解 |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題3 | 所属組織のソーシャルワーク実践について学ぶ |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題4 | 所属組織以外のソーシャルワーク実践について学ぶ |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | 事前課題1 | 倫理綱領・行動規範の理解 |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 社会福祉士に共通する専門性の理解 |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 倫理綱領・行動規範の理解 |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | 集合研修2 ※集合研修必須 | 社会福祉士の倫理綱領の実践適用 |




【社会福祉士の基礎研修Ⅰとは?】カリキュラム&事前課題レポートの構成・例文を徹底解説!



「基礎研修Ⅰ」は、まだまだ序の口!
【2年目】基礎研修Ⅱ
【基礎研修Ⅱのカリキュラム】
| 科目 | 課題・研修番号 | テーマ |
|---|---|---|
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題 | 理論を言語化する |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 相談援助の視座と社会福祉援助の展開過程 |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 実践のためアプローチ |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | 自立生活支援とコミュニティソーシャルワーク |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 集合研修4 ※集合研修のみ | 実践事例演習Ⅰ |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 事前課題 | 社会資源の理解と社会資源開発① 住民生活の特徴 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 事前課題 | 社会資源の理解と社会資源開発② 必要と思われる社会資源 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 社会資源の理解と社会資源開発 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 連携システムのあり方とネットワーク構築 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 事前課題 | 地域における福祉政策と福祉計画① 福祉計画と自組織の役割 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 事前課題 | 地域における福祉政策と福祉計画② 活動の実態や課題等 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | 地域における福祉政策と福祉計画 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修4 | 社会福祉調査の方法と実際 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 修了レポート | 社会福祉調査の方法と実際① テーマと調査方法の選定&実施 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 修了レポート | 社会福祉調査の方法と実際② 調査結果&プレゼンテーション資料 |
| 人材育成系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | スーパービジョンとは |
| 人材育成系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | スーパービジョンのモデルセッションを見る |
| 人材育成系科目Ⅰ | 集合研修2 ※集合研修のみ | スーパーバイジー体験 |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 社会福祉における法Ⅰ |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | ソーシャルワークと権利擁護の視点Ⅰ |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | 社会福祉における法Ⅱ |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修4 | ソーシャルワークと権利擁護の視点Ⅱ |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 実践研究の意識と方法 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 実践研究のための記録 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | 実践評価の方法 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | 事前課題 | 実践研究発表の方法(下書き) 発表共通申込書&分科会発表申込書&発表要旨原稿 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修4 | 実践研究発表の方法 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | 修了レポート | 実践研究発表の方法(完成) 発表要旨原稿 |




【社会福祉士の基礎研修Ⅱとは?】カリキュラム&事前課題レポートの構成・例文を徹底解説!



「基礎研修Ⅱ」が一番ハードに感じたなぁ……
【3年目】基礎研修Ⅲ
【基礎研修Ⅲのカリキュラム】
| 科目 | 課題・研修番号 | テーマ |
|---|---|---|
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 対人援助と事例研究 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 事例研究の基本枠組み |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | 事例研究の方法としてのケースカンファレンス |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修4 | 事例研究のための事例のまとめ方 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | 中間課題 | 事例研究のための事例のまとめ方 |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 事前課題 | 実践事例演習Ⅱ |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 集合研修1 ※集合研修必須 | 実践事例演習Ⅱ |
| ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ | 修了レポート | 実践事例演習Ⅱ |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | 集合研修5 ※集合研修必須 | 模擬事例検討会 |
| 実践評価・実践研究系科目Ⅰ | 修了レポート | 模擬事例検討会 |
| 権利擁護法学系科目Ⅰ | 事前課題 | 意思決定の支援 |
| 権利擁護法学系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 意思決定の支援 |
| 権利擁護法学系科目Ⅰ | 修了レポート | 意思決定の支援 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 事前課題 | 地域における福祉活動の実際 地域における福祉活動 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 地域における福祉活動の実際 地域における福祉活動 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 中間課題 | 地域における福祉活動の実際 地域における福祉活動 |
| 地域開発・政策系科目Ⅰ | 集合研修2 ※集合研修必須 | 地域における福祉活動の実際 地域の課題の解決に向けた具体策について |
| 権利擁護・法学系科目Ⅰ | 修了レポート | 地域における福祉活動の実際 地域の課題の解決に向けた具体策について |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | 社会福祉の組織と組織マネジメントの意義、会議運営 |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 福祉サービスにおける質の評価とサービスマネジメント |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修3 | リスクマネジメントと苦情解決システム |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | 事前課題 | 事例研究(苦情、リスク、サービス評価) |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | 集合研修4 ※集合研修必須 | 事例研究(苦情、リスク、サービス評価) |
| サービス管理・経営系科目Ⅰ | 修了レポート | 事例研究(苦情、リスク、サービス評価) |
| 人材育成系科目Ⅰ | 事前課題 | スーパービジョンのモデルセッション |
| 人材育成系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修1 | スーパービジョンのモデルセッション |
| 人材育成系科目Ⅰ | 事前課題 | 新人教育プログラム |
| 人材育成系科目Ⅰ | eラーニング or 集合研修2 | 新人教育プログラム |
| 人材育成系科目Ⅰ | 修了レポート | 新人教育プログラム |




【社会福祉士の基礎研修Ⅲとは?】カリキュラム&事前課題レポートの構成・例文を徹底解説!



ここまできたら、もう一息ね!
【4年目-①】成年後見人材育成研修
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 成年後見制度の解説 | 法定後見制度と任意後見制度の関係について、簡潔に述べて下さい。(1,200字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 市長村長申立制度について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 成年後見制度の解説 | 代理権・同意権・取消権について、簡潔に述べて下さい。(500字程度) |
| 財産法の基礎 | 以下の文章について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印を記して下さい。また、選択した根拠について説明して下さい。 ① AはBから騙されて、Bに絵画を売却した。その後、Bは詐欺に関する事情を知らないCにその絵画を転売した。AはBに対して契約を取消した上、Cに対して絵画を戻すよう主張した場合、Cは絵をAに返還する必要がある。 ② 詐欺によって契約をした場合その意思表示を取り消すことができるが、取り消しをした場合の回復義務は、現に利益を受ける限度で返せば良いとされている。 ③ 無権代理によって契約を締結した場合でも、本人に責任が及ぶ場合もある。 ④ 消滅時効完成後に債務の一部でも返済すると、時効の援用ができなくなる。 ⑤ 他人の土地を使用貸借で借りていた場合、20年が経過すると、借り主は土地の所有権を時効取得することができる。 ⑥ 料理店の飲食代は、商事に関する債権なので消滅時効期間は5年間である。 ⑦ 不動産の登記簿を閲覧することが可能なのは、所有者本人や親族等の一定の者に限られている。 ⑧ 債務者の債務が履行不能となった場合に債権者が契約を解除するためには、催告が必要である。 ⑨ 木造家屋を購入したところ、購入後、家屋の柱がシロアリのために修繕が必要な状態になっていることが判明した場合は、事情によっては、買い主は契約を解除するとともに発生した損害の賠償を請求することも可能である。 ⑩ 債権者が債務者の弁済の受領を拒否している場合、債務者は裁判所に供託をすることによって債務を消滅させることができる。 |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年被後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 財産法の基礎 | 成年被後見人が行った不法行為について、成年後見人の責任の問題について論じてください。(800字程度) |
| 課目(時間) |
|---|
| 研修ガイダンス(30分) |
| ①成年後見制度の解説(120分) |
| ②成年後見活動における判断能力のとらえ方(60分) |
| ③社会福祉士と成年後見~権利擁護の視点から~(180分) |
| 課目(時間) |
|---|
| ④財産法の基礎(120分) |
| ⑤財産管理のための知識(90分) |
| ⑥後見事務の実際1(60分) |
| ⑦家庭裁判所の実務の理解(90分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①成年後見開始の審判を申し立てることのできる親族は、4親等内の親族である。 ②後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、後見監督人となることができない。 ③成年被後見人が婚姻をするには、その成年後見人の同意を要しない。 ④後見人は、遅滞なく被後見人の財産の調査に着手し、二箇月以内に、その調査を終わり、かつ、その目録を作成しなければならない。但し、この期間は、家庭裁判所において伸長することができる。 ⑤家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族その他の利害関係人の請求により又は職権で、被後見人の財産の管理その他後見の事務について必要な処分を命ずることができる。 |
| 家族法の基礎 | 次の記述のうち、正しくないものを1つ選び、選択した根拠について説明して下さい。 ①相続は、死亡によって開始する。 ②相続は、被相続人の居所において開始する。 ③相続を放棄した者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなす。 ④成年被後見人が事理を弁識する能力を一時回復した時において遺言をするには、医師二人以上の立会いがなければならない。 ⑤遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。但し、公正証書による遺言はこの限りではない。 |
| 家族法の基礎 | 代襲相続について、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 遺言検認手続きについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 家族法の基礎 | 相続財産清算人について、簡潔に述べて下さい。(600字程度) |
| 課目(時間) |
|---|
| ⑧家族法の基礎(120分) |
| ⑨身上監護のための知識(150分) |
| ⑩後見事務の実際2(90分) |
| 科目 | テーマ |
|---|---|
| 今後の後見活動について | どのように成年後見制度を活用するかについて、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 今後の後見活動について | 成年後見活動に関わる意義について、簡潔に述べて下さい。(400字程度) |
| 課目(時間) |
|---|
| ⑪演習1 ニーズの把握と対応(120分) |
| ⑫演習2 ネットワーク活用による権利擁護【それぞれの立場での権利擁護実践】(120分) |
| ⑬今後の活動について(180分) |
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 修了試験 | 20問程度 |





修了試験は、研修を真面目に受講していれば解ける問題ばかりだよ!
【4年目-②】ぱあとなあ名簿登録研修
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 事前課題1 | 財産調査で分かった結果をもとに、ワークシート1(財産目録)およびワークシート2(収支状況報告書)を作成してください。 |
| 事前課題2 | ワークシート3に、「4.B社会福祉士が初回報告をするために行った事務」以外の、今後1年くらいに想定される後見事務を整理してまとめてください。 |
| 課目(時間) |
|---|
| ①都道府県ぱあとなあの仕組みについて(30分) |
| ➁都道府県ぱあとなあにおける受任の実際(50分) |
| ③受任後の実務(50分) |
| ④演習【後見計画策定演習】(160分) |
| ⑤後見人のリスクマネジメント(90分) |
| ⑥研修のまとめ(10分) |



喜びはひとしおですなぁ
【まとめ】覚悟を持って、権利擁護のトップランナーへ!


社会福祉士が「ぱあとなあ」に登録し、成年後見人になるまでの道のりは4年間におよぶ長い試練の旅です。
法律の知識、財務の正確さ、そして揺るぎない倫理観。
どれが欠けても、誰かの人生を背負うことはできませんよね。
しかし、身寄りのない単身高齢者が爆発的に増加し、孤立が深刻化するこれからの日本において、「生活の視点」からアプローチできる社会福祉士の後見人は、社会の最後の安全網(セーフティネット)そのものです。
この記事を読んだあなたが、4年間の長い道のりを恐れることなく、クライエントの尊厳を守る「伴走者(パートナー)」への第一歩を踏み出すことを、心から願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。











